Canonは歴史が長いため多くのフィルムカメラが存在します。お手元にあるフィルムカメラの買取価格が気になる方に向け、買取価格の相場表を作成しました。

Canonのフィルムカメラの買取相場(表)

カメラの種類 買取価格
Canon F-1後期 35,000
Canon EOS-1V 30,000
Canon T-90 20,000
Canon EF 10,000

Canon F-1後期の買取価格

Canon F-1後期の買取価格は35,000円です。
1976年、F-1前期のマイナーチェンジをしたもので、名称はF-1後期、F-1改、またはF-1Nの名で多くのフィルムカメラファンから親しまれています。

71年、Canonの技術の粋をつくしたF-1前期が発売された際、向こう10年はフルモデルチェンジを行わない旨をCanonが発表していることもあり、「F-1」の名はそのままに、前期・後期と分けて呼ばれるようになりました。

F-1はCanon初のプロ機として誕生しましたが、これまでのCanonの一眼レフカメラとは一線を画した存在です。従来のCanonの一眼レフでは、FLレンズを使用していましたが、F-1からはFDマウントレンズを採用。これにより、レンズの絞りをボディで調整することを可能にしました。さらに、さまざまな測光露出制御方式にも対応。連続撮影回数は10万回、-30℃から60℃までの環境温度にも適用しています。第一線で活躍するプロカメランたちに愛されたF-1は、モントリオールオリンピックの公式カメラにも認定され、世界的にも高い評価を受けました。

このF-1前期を経たF-1後期は、F-1をベースとしてさまざまなブラッシュアップを行いました。その中でも最大の改良点は、シャッターチャージの時間短縮と巻き上げレバーに指あてを追加したことと言えるでしょう。巻き上げレバーのオフセットが15度だったものを30度へ、巻き上げ角度を180度より浅くした139度へ変更したことにより、シャッターチャージにかかる時間を短くすることに成功。指あては巻き上げレバー部分にプラスチック製のチップを加えたことで指あたりが良くなりました。

Canon EOS-1Vの買取価格

Canon EOS-1Vの買取価格は30,000円です。
2000年に発売されたCanon EOS-1Vは、EOSシリーズでただ一つのフィルム一眼レフカメラであり、 Canon最後となる35mmフィルムのフラッグシップ機です。2018年に販売終了となりましたが、2025年10月31日までCanonが修理対応を応じるとのこと。

丸みをおびた外観は、手の納まりがよく、携帯性も考慮されたデザイン。背面はシンプルなボタン配置のため操作性に優れています。本体右上にある液晶表示には、必要情報が網羅されているため視認性が高く、デジタルEOSの元となっているほど。

1/8000秒、X=1/250秒のシャッタースピードである他に、パワードライブブースターであるPB-E2とニッケル水素電池パックのNP-E2を装着することで、当時の最新技術である約10コマ(AF固定)の超高速連続撮影を可能としていました。さらに、撮影作動耐久は15万回。外観にはマグネシウムを採用し、防塵防滴設計と、ボディ・内部ともに耐久性が非常に高いです。発売後、2000年のシドニーオリンピックではプロカメラマンたちは本機を使用していたと言われています。

フィルム制御はオートマチックで行われ、フィルムの装填、回収を容易にしていることや、45点AFを利用できるため、被写体補足能力にも長けています。連写用だけでなく、単体として申し分のない機能があることや、高い性能を持ちながら直感的な操作ができることはCanon EOS-1Vが広く愛されている理由と言えるでしょう。

Canon T-90の買取価格

Canon T-90の買取価格は20,000円です。
新しい一眼レフの形を追求したTシリーズ。1983年発売のT-50に始まり、一年ごとにT70、T80と、デザイン・性能ともに優れた製品が発売されました。Canon T-90は1986年に発売されたTシリーズ最高機種であり、「タンク」という愛称で多くの人に親しまれていました。このCanon T-90は、国内販売における最後のFDマウントカメラでもあります。

Canon T-90の外観の特徴は、ペンタ部分に曲線が採り入れられていることや、ボディはドイツ出身の有名 工業デザイナー、ルイジ・コラーニの協力によって作り出された美しさ。カメラファンだけでなく、デザイン関係からも大きく注目され話題になりました。

常に新しいものを採り入れるコンセプトであったTシリーズにおいて、T-90もそれまでの集大成だけでなく、大型液晶パネルや電子ダイヤル、撮影情報記録やPCとの接続など、電子技術の新しい操作体系として、その次から始まるEOSシリーズを見越した製品とも言えるものです。

切り替え3方式で行う測光感度機能、13種類の自動露出に加えてマニュアルが2種類。さらにモータードライブが内臓され、最高速4.5コマの連続撮影が可能です。このモータードライブは単3電池4本で駆動できる点も利便性の高さが窺える一品と言えるでしょう。

Canon EFの買取価格

Canon EFの買取価格は10,000円です。
1973年に発売されたCanon EFは、35mmフォーカルプレーンシャッター式のマニュアル一眼レフカメラです。一眼レフカメラの中で初めてシャッター速度優先AEを行った製品として知られています。コパル制のシャッターを採用し、速度は1/2秒~1/1000秒。電子式とメカニカルの両方を採用しているため、電池がなくても動かすことができます。使用電池はJIS・HD型1.35 Vの水銀電池 2個。代用としてLR44の使用も可能です。

Canon EFは性能に優れ、使い勝手もいいものでしたが、発売直後の第一次オイルショックが起きたことや発売から3年後にCanonAE-1が発売されたことが重なり、生産量が極めて少ない製品でもあります。

空送りだけでフィルム装填ができることや、ファインダーを覗いたままでも操作しやすいシャッターダイヤルであること、さらに、スピードライトとスーパースペクトラコーティング、スペクトラコーティングを使うことで、ピントを合わせると自動で絞りが設定できるCATシステムを利用することが可能。高い機能を持ち、スムーズな撮影を行える点が魅力の機器です。

Canonのフィルムカメラが人気の理由

Canonのフィルムカメラが広く愛されている理由には、Canonが高い機能を持ち、価格帯も手ごろな製品を作り続けてきたことでカメラの普及に貢献してきた点が挙げられるでしょう。常にフィルムカメラをけん引してきたCanonのフィルムカメラは、味わい深い写真が撮影できることはもちろん、現在のデジタル一眼レフの元になっている仕様の高さ。
描写力が高く、カメラの操作自体を楽しむことができるCanonのフィルムカメラは、プロ・アマ問わず多くの人を魅了し続けています。

Canonのフィルムカメラを高額査定できる買取店

楽器の買取屋さんはCanonのフィルムカメラを高く買取できるお店。壊れたカメラも高額査定します。他のカメラ買取店との違いを比較したので以下のページよりご覧ください。

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