フジフイルム(富士フイルム・FUJIFILM)のカメラ・レンズの買取相場とは?

フジフイルム(富士フイルム・FUJIFILM)と言えば、インスタントカメラ「写ルンです」や「チェキ」、また、「お正月を写そう」というフレーズで今やお正月の風物詩となったテレビCMが印象的ではないでしょうか。

そんなフジフイルムのカメラ・レンズの買取相場を紹介します。

フジフイルム(富士フイルム・FUJIFILM)のカメラ・レンズの特徴

国内最大手のフィルムメーカーのフジフイルムが作るカメラの特徴はなんといってもその非常に優れた色彩。特に人物の肌をなめらかに表現することや、暗所でも細やかな色彩を保持することが得意です。

フジフイルムはカメラ・レンズ作りにおいて注力していることは記憶色の表現。人が見た時に心地良さを感じる色合いは、温かみすら感じられるでしょう。

カメラの外観も魅力的で、どこかレトロなそのデザインは、初心者からプロまで多くのカメラ好きから支持されています。

また、映像素子の開発やフィルムシュミレーション機能の搭載など、国内のカメラメーカーにおける2大巨頭のキャノン、ニコンとは異なったアプローチをしている点も魅力の1つです。

優れたレンジメーカーでもあるフジフイルムのレンズも、色彩とボケ感を楽しめる製品としてカメラファンからの信頼を得ています。フジフイルムのレンズは、人物や対象物を印象的に写せるだけでなく、空気ごと切り取った魅力溢れる写真が撮れることでお馴染み。

ポートレートや家族写真、お子さんの運動会や日常の風景をお洒落な写真として残すことができます。高性能かつ味わい深いレンズのため、カメラを手にした方のはじめてのレンズや予備レンズとしても選ばれています。

フジフイルム Xシリーズの買取相場

デジタルカメラが一気普及し、2011年ごろになると多くのカメラメーカーはこぞって低価格のデジタルカメラを発売。その結果、デジタルカメラは低価格競争へと突入しました。そんな中、フジフイルムはハイエンド製品であるFinepix X100を発売し大ヒットを遂げます。

これを皮切りに、フジフイルムはFUJIFILM Xシリーズへ注力するようになりました。
買取相場は安くても30,000円~50,000円~の製品が多く、機種や状態によっては150,000円を超える製品もざらにあります。

FUJIFILM Xシリーズ一覧

・FinePix X100/FUJIFILM X100
・FUJIFILM X10
・FUJIFILM X-S1
・FUJIFILM XF1
・FUJIFILM X100S
・FUJFILM X20
・FUJFILM XQ1
・FUJIFILM X30
・FUJIFILM X100T
・FUJIFILM XQ2
・FUJIFILM X70
・FUJIFILM X100F
・FUJIFILM XF10
・FUJIFILM X100V
・FUJIFILM X-Pro1
・FUJIFILM X-Pro2
・FUJIFILM X-Pro3
・FUJIFILM X-E1
・FUJIFILM X-E2
・FUJIFILM X-E3
・FUJIFILM X-M1
・FUJIFILM X-A1
・FUJIFILM X-A2
・FUJIFILM X-A5
・FUJIFILM X-T1
・FUJIFILM X-T10
・FUJIFILM X-T2
・FUJIFILM X-T20
・FUJIFILM X-T100
・FUJIFILM X-T3
・FUJIFILM X-T30
・FUJIFILM X-T200
・FUJIFILM X-H1
・FUJIFILM X-S10

フジフイルム GFXシリーズの買取相場

Xシリーズの発売後もフジフイルムの快進は続きます。GFXシリーズは、フジフイルムの中判デジタルカメラとして中古市場でも人気が高いシリーズです。一般的なデジタルカメラで豊かな色彩描写を求めるとセンサーサイズが大きな製品となり、必然的にカメラ本体のサイズや重量も大きくなりがち。

しかし、フジフイルムのGFXシリーズは、ラージフォーマットでありながら軽量化や小型化したボディの製品ばかり。これはフジフイルムがユーザビリティを重視しているためです。どんなシーンでも無理のない撮影を可能にしています。

2017年に発売したGFXシリーズ初となるGFX 50Sは、Xシリーズの特徴も引継ぎながら、さらに独自の機能や操作性の向上も行われました。買取相場は460,000円前後です。

続けて、翌年の2018年に発売されたGFX50Rは、5140万画素を持つGフォーマットセンサーと、シリーズ初となるBluetooth low energy技術を搭載。高い描写力の画像をペアリングしたスマートフォンやタブレットの端末へすぐに転送ができます。買取相場は400,000円以上を見込めるでしょう。

さらに、2019年に発売されたGFX100は、世界最高クラスの有効画素数約1億2百万画素を実現し、カメラファンだけでなく業界全体から注目されています。

その凄まじい描写力は、何気ない撮影ですら立体感や奥行きを伴い、2次元であることを忘れさせるほど。買取相場は475,000円前後です。

フジフイルム フィルムカメラの買取相場

フィルムメーカーとしてのイメージも強いフジフイルム。同社のフィルムカメラはその魅力を存分に発揮できる製品ぞろいです。

特にフジフイルムの中判カメラは初心者でも使いやすいように工夫されたものが多く、簡単な操作で自由に撮影することができます。買取相場は30,000円~230,000円ほど。

フジフイルムの中判フィルムカメラ一覧

・GA645
・GA645i
・GA645W
・GA645Wi
・GA645Zi シルバー
・GA645Zi ブラック
・GS645
・GS645W
・GS645S
・GW690
・GW690 II
・GW690 III
・GSW690
・GSW690 II
・GSW690 III
・G617
・GX617 ボディ
・GX680 ボディ
・GX680S ボディ
・GX680 II ボディ
・GX680 III ボディ
・GX680 III S ボディ
・GF670
・GF670W

フジフイルムのレンズの買取相場

フジフイルムと言えば秀逸なレンズメーカーとしても知られています。数多くの種類のレンズを発売していますが、代表的なレンズと言えばフジノンレンズと言えるでしょう。

高い解像度を誇り、操作性も抜群、美しく滑らかなボケも表現できるといった特徴の他にも、そのクラシカルなデザインで多くのカメラファンを虜にしています。豊富なラインナップを取り揃え、どの製品も高品質です。買取相場は15,000円~410,000円ほど。

フジフイルムのカメラ・レンズを高く売るコツ

フジフイルムのカメラ・レンズは中古市場でも非常に人気が高いです。そんなフジフイルム製品をさらに高く売るには、購入時の付属品はまとめて査定に出しましょう。また、フジムイルム以外の付属品を使用している場合でもセットで査定に出すことで高額査定を狙うことができます。

予備バッテリーやフィルム、三脚といった消耗品でもOK。複数の商品をセットにして査定することで査定額のアップが期待できます。

また、査定に出す前はカメラもレンズも必ずお手入れをするようにしましょう。フジフイルムの製品は頑丈な作りですが、長年使用することで傷や汚れはどうしてもついてしまうもの。

ほこりが溜まりやすい可動部分はブロワーを使ってほこりを払います。着脱ができる部分はパーツを外してほこりを払うようにしましょう。その後、専用のクロスで丁寧に拭いてください。

レンズを拭く際は、円を描くように優しく吹きます。このときレンズを傷つけてしまわないように慎重に行ってください。
このようにちょっとしたお手入れをすることで印象は変わります。

もっと詳しくカメラを高く売るコツを知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

【相場】カメラの買取価格はいくら?査定表と見積もり額を高くするコツ